徹底比較!口呼吸VS鼻呼吸

「口呼吸はダメ!」といろんなところで言われていますが、実際何がどうしてダメなのかがいまいちボヤ~ンとして分かったような分かってないような、というのが正直なところです。

鼻呼吸をしやすくなるためにアゴを拡げるとのことですが、具体的は何がいいのか先生に聞いてみたした!

目次

口・ノドの乾燥を防ぐ→虫歯・口臭・風邪をひくリスクが減る

乾燥を防ぐと、どうなるんですか?

まずは口の中が潤っていることで、虫歯になりにくいです。
唾液(だえき)には自浄作用があって、口の中をキレイにしてくれる。
口がが乾いちゃうとそれだけで自浄作用が落ちるのね。
口臭の予防にもなります。

よだれってすごいんですね。

口で息をするということは、その奥のノドも乾くことになる。
ノドが乾燥すると、風邪をひきやすくなる。
鼻で息をすれば(鼻呼吸)、ノドの乾燥を防いで、風邪をひきづらくなる。

加湿される

加湿、ですか?

冬の乾いた空気も、鼻の奥の鼻腔(びくう)で、75~90%まで加湿されます。

おお、無料の加湿器!鼻って有能ですね。

そう、市販の加湿器のようにお水を入れたり、フィルターの掃除をしなくてもOK。(笑)

電気代も掛からないし、そもそも買わなくてもいい!
主婦魂、ノックアウトです(笑)
しかし、人の身体って、本当によくできていますね。
しかも、自分の目のすぐ下にあるのに見れないっていう。(汗)

そう、人の身体ってすごい。
なので、それに感謝して活かすための矯正なんよ。

バイキン、ほこりを防ぐ

それはなんとなく想像がつきます、鼻毛のおかげですよね。

そう、鼻毛はとても大事。
さらに鼻には絨毛(じゅもう)があって、粘液とダブルバリアがある。
そこで異物を排除してくれるの。

す、すごい。

鼻腔で捕らえた様々なバイキンやほこりを、粘液(鼻水)と繊毛運動(小さい毛のようなものでからめとってノドへと送り込む。
あと、鼻粘液は強力に細菌などが付くのを防ぐ。
あと「くしゃみ」もあるよね。

確かに、くしゃみは異物を超高速スピードで体の外に出していますよね。「はたらく細胞」というアニメがあって、異物がロケット発射されてました。(笑)

面白いね。
ではこちらも動画で。
この話を踏まえたうえで動画をみると、なるほどそういうことかと分かると思います。

ガス交換効率が良い

ガス交換?

そう、取り入れた酸素を肺で二酸化炭素と交換する「ガス交換」ね。
鼻の副鼻腔の粘膜で「一酸化窒素」がブレンドされて、気道と肺の血管がぐっと広がってガス交換効率が上がるそうです。
ちなみに、鼻呼吸だと酸素と二酸化炭素のミックスバランスもいいんだって。

そんな細かい芸をするんですね。
やっぱり人の身体は、鼻から吸うように出来ているんですね。

そう。
酸素はとっても大事。

脳が冷やされる

鼻呼吸だと、脳が冷やされます!
詳しくは、こちらのページで!

姿勢がよくなる

口呼吸だと、猫背になりがちなの。

なんでだろう?

本当はベロは上アゴにくっついてないといけないんだけど、
口が開く
→ベロの位置がさがる
→気道が狭くなる
→気道を確保するために頭を前に突き出す
→猫背になる
、という図式。

なるほど。

脱力をした状態で背中を曲げると、少し口が開いちゃう。
しかも口で息をした方が楽なのね。
いつもこの姿勢だと、自然と口呼吸がメインになってしまいます。

歯並びがよくなる

鼻呼吸で、歯並びがよくなる?

そう、このYouTube見てもらうと分かると思うだけど(英語だけど、汗)ベロが落ちる(=口呼吸)→ほっぺの筋肉が内側に押してくる。

え?ほっぺの筋肉まで関係ある??

そうすると、
歯が内側に倒れる
→ベロの居場所なくなる
→さらに進んで歯並びが「U字」(←こちらがよい)が「V字」(←これはNG)になる
→スペースが足りなくて歯並びがガタガタになる。

他にも、噛み合わせが悪くなるなどの悪いことが起きてきます。

なるほど・・・。
遠いですけど、確かにそういうステップになりますね。
やっとここで、歯医者さんらしく「歯の矯正」が出てきましたね。(笑)

歯並びも治るけど、僕が治したいのはそれ以上に上アゴの空気の出入りするスペースを広げる=頭蓋骨を広げる。
それが、子供たちの将来に渡っての健康の担保になる!

ベロの位置が上に行くことで小顔になる

おお、サッシ―!

彼女も矯正をしたよね。
口呼吸だと、ベロが下がる。(NG)
鼻呼吸だと、ベロが上あごにくっつく。(GOOD!)
舌の位置がよい位置に保たれやすくなる
ベロが上アゴを押すことで鼻の空洞に圧が掛かって、これもいい。